調べてみると、日本のビジネス用語として使われる「カウンターパート」は全然意味が違いますね。ここで言うカウンターパートは、英語の意味としてのカウンターパート。一対のものです。
表裏一体
日本語にすると一気に理解が進みます。物事というのは、すべて表裏一体となっていると考えます。つまり、長所として考えられる部分も、別の見方をした場合には短所と捉えられるのです。
物事を掘り下げていく際に、自分の中で考えを深めていくことも良いのですが、反対の意見を出し続けるもうひとりの自分を意識すると、どちらかに偏った結論を出してしまう危険を排除できます。
これは特に損得が関わってくる話を聞いている際に有効で、相手はメリットしか説明しないことが多いため、そちらだけに注意が向いていると、知らずと結論が誘導されてしまうという事になってしまいます。
話を聞きながら、一方で全く逆のことを考えるというのは骨が折れるのですが、常にフラットな目線で物事を考えるためには必要だなぁと思いました。