Nikon Z7 を購入

2018/10/01

Z7

t f B! P L

Zマウントの夢を見る

D一桁と比較してみると、その小ささが際立つ Nikon Z7。
しかし、その小さなボディのマウント部は、慣れ親しんできた F マウントより遙かに大きいもの。初めて手にしたときに驚きました。

Nikon が次の次元へと進むための第一歩です。

第一印象

正直に言うと、操作性が目に付きました。
今まで培われ、完成形に近い「 一眼レフカメラ 」の操作性には負けています。
右手だけですべての操作を行うのはやや慣れが必要です。

このコンパクトさで、かなり工夫はされているのだとは思いますが、
このカメラを買ったら、カスタムボタンを自分好みに変更することから始めるのがおすすめです。

個人的には、左手で操作できる物理ボタンが欲しいです。

画質

キットレンズの「 外観 」は、クソと言わざるを得ないです。
想像していたよりしっかりしていますが、望遠側に伸ばした際の外観が特に気にくわないです。撮っているときには、見えないんだけどね(笑)。

ただし、こんな外見のくせに、Z マウントの性能の片鱗を見ることができるのが、
逆に面白いところではあります。

解像度とボケ、空気感が今までのレンズのそれと違う印象です。
F マウントの、D タイプのレンズが G タイプに変わった際に、私は解像度とヌケに驚きました。今回は、解像度だけでは語れない「 味 」のようなものを感じる時があります(常にではないです)。

買いか?

やはり、やや高い印象です。
おそらく、値段がネックになり、ネガティブな意見がネットに散見されるのでしょう。

また、いろいろな意味で、Zマウントシステムの「 最初のモデル 」という意見は的を射ています。

歩留まりが悪く、値段は下げられなかったのでしょう。
 Made In Japan ですし。

同じように 50万円 を出すなら、D850 でも買った方が「安心」ではあります。



ただし、Z7 には個性があり、撮影に工夫する楽しさがあることから、楽しさはあります。

そういった部分に価値を見いだせるかどうかは、クリエイティブな活動をする上で非常に大事だと私は感じています。

写真はコストパフォーマンスではありません。
冒険者なら、Z7 と楽しい写真ライフが送れますよ。

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